皆さんも、なんとなく聞いたことのある「うんこドリル」です。
と反応する気持ちもわかります。
なんていったって「うんこドリル」というネーミングですからね。
子供はおしりとか好きですよね。
そんな子供がときめくツボを狙った商品かと思います。
今回は、うんこドリルで子供たちが学習してみたことを記事にしてみます。
我が家は双子ですので、1人はうんこドリルを。1人は普通の学研ドリルを購入して比べてみました!
と言ってもですね、どちらの子も希望のドリルを購入していますので、親の強制ではございません。
たまたま!比較できるじゃん!と気づきまして、お伝えしていければと思います。
本記事はこんな方におすすめ
- うんこドリルが何かわからず興味ある方
- 他のドリルと比較してみたい方
うんこドリルとは?
うんこドリルとは「株式会社文響社」が出版している、幼児~小学生をターゲットにした学習ドリルになります。
株式会社文響社の有名どころと言いますと、「夢を叶えるゾウ」や「バビロン大富豪の教え」などがありますね。
もともとは「うんこ漢字ドリル」というものが2017年に発売され、今では国語と数学、英語に特化したドリルとなっています。
問題の内容にうんこという題材を絡めて、楽しく学習しよう!をコンセプトに子供目線で制作されているドリルです。
と言っても一見ふざけているように見えて、しっかり「新学習指導要領」に対応していますし、設問の内容としてはちゃんと考えないと解けないようになっています。
勉強って面白いんだ、という興味がないと前に進めないので、その題材にうんこを取り入れているものということになりますね。
注意書きがしっかりあります
問題の内容として「これ実際やったらダメでしょ」というものばかりなので、しっかり注意書きがあります。
こども向けに書かれた注意書きと。
保護者向けには、本書は学習用でお子様の不適切な行為を助長することは意図していません、と記載されています。
一応、学習始める前にお子様には、書いてあることマネしたらダメだよと伝えておきましょう。
お値段は?
ドリルによって少々お値段異なりますが、例えば「小学1年かん字」はAmazonで1,078円(税込)となります。
正直、お手頃とは言えない価格です。
なぜなら他のドリルはもう少し安いからです。
この価格差を楽しくて子供が勉強するから、と捉えるか、別に勉強する内容に変わりはないのだから、価格は安い方がいいと捉えるかは親御さんの考え方次第かなと思います。
うんこドリルの問題内容は?
では、実際にうんこドリルを子供たちが解いてみたものを見てみましょう。
こちらでご紹介するのは、「うんこドリル小学1年文しょう読解」というものになります。
あまり本を読み聞かせたり、読んだりする習慣がなく、はて国語力大丈夫かな?ちょっとやってみる?と聞いたところ、やる気だったので買ってみました。
内容はこちらです。
文章の読解力を学習するドリルなので、文章の記載があります。
このような文章を読んでから…
設問がこちらです。
あくまで、題材にうんこが入っているだけで、中身はしっかりした設問があることがわかると思います。
文章にうんこを入れてインパクトとユーモアを与えつつ子供の興味を引き出し、しっかりした設問で国語能力を鍛える形です。
上記画像は前半の問題ですが、後半は
- 誰がどう思いましたか?
- この人がこう思ったのはなぜですか?
- 文章の書いてある順番になるように絵に番号を入れましょう
などの問題がありました。
前半より難易度はあがりますが、うんこワードにより心が折れにくくなっているようになっていますね。
そして子供は比較的興味を持って取り組んでいるようでした。
ただ、それがうんこドリルだから、であるかは確認が難しいですね。
答え合わせの時は、文章を読み合わせして問いを読んで「そうだね、これが答えだね、ここに書いてあるよねー」とコミュニケーションしていくものになるでしょうから、親御さんがこの文章を普通に読めるメンタリティーは必要かもしれません。
他のドリルと比べてみよう
うんこドリルはわかったけど、他のドリルってどんなものなの?という観点で比べてみましょう。
善し悪しは比較して分かるものですからね。大事です。
比較対象ドリル紹介
今回比較するドリルは学研の「毎日のドリル小学1年文章読解」になります。
値段はうんこドリルより安く、Amazonで715円(税込)になります。ここだけ切り取ると、うんこドリルの高さが目立つかなーと思います。
さて学研と聞くと、少々安心感すら覚えてしまう方も多いと思います。
私は割とそう感じてしまうタイプで、上記うんこドリルを買わなかった方の子供に見せて買ってみる?と聞いたらやってみるとのことでした。
さて、問題を見てみましょう。
出だしはこのような感じ。
最初はかなり初歩的といいますか、簡単な問題になっていますが、後半の文章は他の絵本などから抜粋して問題を作成しているので、難易度上がった感が大きいです。
うちは先述の通り、読み聞かせや本を読むということをあまりしなかったので、なおさらです。
小学1年トータルで理解できるようになる、といった構成になっていると感じました。
教育に熱を入れたい!という方には向いていそうですけど、子供の実力を見誤り、難しい設問に進んで間違えまくるとやる気なくなったりしないかな、と思えるほどのしっかりした内容です。
優しい問題から、難しい問題までしっかり揃えられていて、さすが学研だなと思えました。
比較まとめ
以上、うんこドリルの紹介を、他のドリルと比較してみました!
簡単にまとめてみます。
うんこドリル比較まとめ
- うんこドリルの問題はうんこを題材にしただけで、内容は本格的!
- うんこワードで子供の興味を引き、学習内容が理解できる!
- 問題を読む際、親御さんがどこまでマジメに接することができるかは課題!
- 学研は正統派!勉強嫌いな子でなければ全然これでOK!
- うんこドリルは高く、学研は安い!価格差をどう捉えるかは親御さん次第!
- 学研ドリルは難しい問題に当たった際、子供の心折れないように対処が必要!
今回は双子を活かして2つ購入して比較してみましたが、まずは学研ドリルがしっかりしていること。
従いまして個人的には通常のドリルに興味を示さなかった場合、じゃあこれはどう?的な代替案として購入する方が、健全なのかなとは思います。
ぜひ勉強あまり興味示さないなとお困りの親御さんは、一度試してみる価値はあると思います!